EZweb端末のHTTPステータスコードの扱い

ちょっとごたごたがあってしばらく放置してました。ちょっと気になることがあったので書いておきます。


動的なページを作っていて、GETの値が不正だとか、DBから削除されててデータが存在しないときなんかはステータスコード404なんかを返す処理を入れますよね(個人的には400を返すようにしてます)。
ブラウザでアクセスした時は当然エラーページを表示するわけですが、EZweb端末(WAP2.0ブラウザ)でアクセスすると、以下のようなダイアログが表示されます。

このページは見つかりませんでした
(404)

挙動としては確かに間違っていないというか、確かにステータスコードによってどのような挙動をするかは各HTTPクライアントが判断することですが、ブラウザとしてこれはどうなんでしょうか。こちらとしてはエラーページは見せたい(TOPページなんかに繊維させたいので)わけですが、これじゃどうにもならない。

とはいえEZwebのブラウザでウェブページを表示させようとしたら、200番台のステータスコードじゃないと無理っぽいので、あきらめてEZ以外からのリクエストのときだけ正しいステータスコードを返すようにしましたが・・・どうにも腑に落ちません。モバイルサーチエンジンとかでUA偽装したクローラがきても正しいステータスコード返せませんが。

今日のケータイビジネス情報2007/12/11

二日分をまとめて。

青少年を有害情報から守る第三者機関を設立——モバイル・コンテンツ・フォーラム | RBB TODAY

総務省による有害サイトのフィルタリングについてキャリアへ要請を行ったというニュースと、それを受けてのモバイル・コンテンツ・フォーラムの動きについて。
http://d.hatena.ne.jp/atstyle/20071205/mobilenews071205でも似たようなニュースを紹介しましたが、今回はキャリアの話。ただなかなか難しい話だと思いますし、ガチガチにやられてしまうとCPとしてはつらくなるところです。

モバゲータウン、18歳未満ユーザーの利用制限を設定

で、こちらはサイトが独自に動いた話。とはいえただタイミングがあっただけだとは思いますが。
モバゲーもついに18歳未満の利用に関して動き出したようです。とはいえ、元々モバゲーは出会い規制法的に疑問がある状況でしたので、正常化されるということでしょうか。
モバゲーも出会い系などという負のレッテルを外したいでしょうし、そこまで厳しい制限とも思いませんから、よいことだと思います。
ちなみに、リリース当初「あからさまにモバゲーのパクってきた」などといわれた某サイトも出会い系として使われているという噂があるようで。コミュニケーションサイトの宿命でしょうか。

キーテルとIT DeSign、デザインQRを使ったスタンプラリーを展開 - ITmedia Mobile

http://d.hatena.ne.jp/atstyle/20071121/mobilenews071121で書いたようなサービスが出るようですね。
スタンプラリーに似たイメージですが、これだけだとちょっと作業的に思えるところもあるので、これ以外の部分で遊びの要素が入ってくると面白いと思います。
パッケージ販売とのことですが、構築も簡単そうなものですのでこれを発展させたようなサービスが今後出てくる可能性もありますね。

携帯GPS&地図を活用したクイズSNS「xair」開始 - ITmedia Mobile

 xairは、携帯のGPS機能を利用して全国約12万あるエリアから現在地を登録し、同時にクイズに回答して経験値やポイントを獲得していくことで楽しめるSNSサービス。ユーザーはクイズを楽しみながら、実際の位置情報をもとに仮想空間上の日本地図の各エリアを開拓していく。

位置情報を上手く利用したSNSですね。ちょっとずつ時間をかけながら楽しめそうなので、うまくいけば退会率を抑えることができそうです。
ただ問題は飽きさせないことですが。登録しっぱなしで忘れてたけど、メルマガが届いて解除方法が忘れて退会とかそういうことがありそうです。

進化型英語学習SNSの「iKnow!」がモバイル対応開始 - CNET Japan

iKowのモバイル版が登場しました。利用していないのですが、iKnow自体は面白いサービスだと思いますし、モバイルでもできるというのはいいことだと思います。
ただモバイル版をやればいいという物でもないと思うので、モバイルだからこそできるというようなコンテンツなどがあればすばらしいサイトになるのではないでしょうか。

今日のケータイビジネス情報2007/12/06

最寄りのトイレ、喫煙所を携帯で検索--パワーテクノロジーがモバイルメディア事業に参入 - CNET Japan

 新サービスの名称は「スグソコ」。トイレ、喫煙所のほか、花屋や靴修理店、駅出入口を含む4000件のデータを収集。実際に現場に出向いて情報収集したことにより、スポットごとのGPS情報のほかにも利用可能時間などの情報を充実して競合優位性を確保した

これはなかなか面白いサービスだと思います。ニッチではありますが、位置情報とニッチは親和性が高いですからね。
こういうのはCGMにしてしまったほうが人件費とか考えるといいんですが、情報の正確さや鮮度が必要な物だと思うので、そういうところが難しそうですね。

Open Comic Creator Document | Š”Ž®‰ïŽÐƒNƒŒƒCƒW[ƒ[ƒNƒX | ƒP[ƒ^ƒCƒ}ƒ“ƒKì¬ƒc[ƒ‹

ケータイコミック用のオープンソースソリューションです。モバイル向けのOSSは珍しいですね。
触ってないので善し悪しはわかりませんが、勝手サイトでのサービス展開にはうってつけかと思います。オーサリングツールなどのコストが必要なくなりますので、導入しやすくなるのではないでしょうか。
もしかしたら弊社でもこれを使った廉価ソリューションを開発・提供なんてことになるかもしれません。

今日のケータイビジネス情報2007/12/05

今度はサンタに変身──「サンタちぇき!」開始 - ITmedia Mobile

おなじみ「顔ちぇき!」の新サービス。
ちょっと時事ネタなのとマンネリ感が出てきたような気がします。ただ、毎月こういうサービスをリリースしていけば時事ネタでも遊べると思います。
テンプレ化されていて素材を用意するだけで提供できるのであれば、そんな感じで数で勝負していくのがいいのではないでしょうか。

携帯向けCPなど12社、「モバイルメディア連絡会」設立

 「モバイルメディア連絡会」は、利用の拡大が進む一般サイトの一部で、不当な利用料の請求や著作権侵害のファイル配信が行なわれていることを踏まえ、市場の健全な発展とユーザー保護を目指すために設立された業界団体。

ちょっと面白そうなニュースです。ワンクリサイトなんかをデータベース化しようってことですかね。
参加企業にはグリーをはじめ、技術力のある会社なんかもありますので、オープンに使えるAPIなんかが提供されたらすばらしいことだと思います。
ただ現実としては、APIのような形ではなくクッションページなんかを用意して、そこにURLつけて飛んできたらチェックできますよ、みたいなものになるのではないでしょうか。相当おいしい広告媒体になりますからね。

今日のケータイビジネス情報2007/11/29

飲んで帰ってきたのでぐだぐだですが。あとちょっとタイトル変えた。

オーバーチュアが語ったモバイル広告の現状と、コンテンツ連動型広告の4つのポイント - CNET Japan

mobidec2007でのオーバーチュアによるモバイル広告の話。当たり前の内容ですが。
ちなみに、モバイル広告の今がどうなってるかが知りたければ、有名サイトの媒体資料に目を通すのが一番いいと思います。ネットに媒体資料がないところもありますが、問い合わせれば簡単にもらえるはずです。
モバイル広告に関してはここ1,2年でだいぶ厳しい状況になってますので、そういう意味でも余所がどういう広告メニューを持っているかは把握しておきたいですね。

高校生のケータイ利用実態調査結果〜ニュージェネレーション世代のケータイ 2007最新事情〜 |ネットリサーチ(モバイルリサーチ)ならネットエイジア

記事のタイトルにはモバイルビジネスの象徴みたいに言われてるプロフと入ってますが、単純に高校生のモバイルサイト利用状況としての資料。
中高生の流行り廃りは激しいですし、そういうのがわからない方々にはこういう資料は価値もあると思いますが、正直こういうのって概して遅れた情報になりがちです。
PCでもそうですが、有名媒体に取り上げられる情報というのはすでにピークを過ぎた流行だったりしますし。
モバイルに関しては特に感覚で知るしかないですね。話題になってからでは遅いと思います。

今日のケータイニュース2007/11/28

今日は二日分まとめて。

音声や動画も読み込める暗号化コード――「カラーID」を商品化 - ITmedia Mobile

 カラーIDはジェイジーエスが特許を持つカラーコードと、GMGカラーテクノロジーズのカラーテクノロジーにより実現した暗号化コード。従来のバーコードやQRコードに比べて大量のデータを収納でき、通信を行うことなく画像や音声、動画データをカラーIDから取得できるという。

QRコードのようなカラーIDというバーコードに関する記事。
QRコードと比べてメリットがあるにせよ、QRコードのように簡単に扱えないことには普及することはないと思います。
そもそもリーダ側が普及しないことにはこういうものは意味がないですからね。

厳しいといわれる公式サイトで好調なのは“この”分野――ドコモの原田氏 - ITmedia Mobile

mobidec 2007でのドコモ原田氏の講演リポート。
いろいろ興味深い内容で、いちいち引用してると長くなるので別の切り口にしますと、ここにはあがってないんですがきせかえツールなんかも結構需要があるみたいです。
というかこれに関してはユーザ需要よりきせかえツールをコンテンツとして持ちたいというところが多いという話なのですが。
ただ待受なんかと同様に安定した需要もあると思いますので、デコメ素材なんかよりはこちらのほうがやる価値はあるかもしれません。

マイボイスコム定期アンケート(SNSの利用)

ケータイSNSに関するリサーチ結果。SNSはまだ伸びてるんですかね。
ケータイ文化を鑑みるに、SNSよりもっとコミュニケーション性の高いコンテンツの方が受けるとは思うんですが、SNSから派生したような新しいコンテンツというのはまだあまり出てきていませんね。
個人的にメールにヒントがあるのではないかと思っています。

今日のケータイニュース2007/11/26

http://koecheki.jp/koecheki/pc/index.html

 音声認識技術開発のアドバンスト・メディア子会社、ボイスドメインサービスは11月26日、携帯電話を使って、自分の音声がどの有名人に似ているか判定できるサービス「声ちぇき! 〜声ならイケてる〜」を始めた。

サイト名にだまされそうですが、顔ちぇき!のジェイマジックのサービスではないようです。普通にジェイマジックが新しいの持ってきたと思ったのでびっくりしました。
とりあえずやってみましたが、ドコモ公式(905i専用の音声認識iアプリ)ではない勝手サイトのほうだと、電話で音声認識をしないといけないんですね。しかも発番号通知必須。
結果も顔ちぇき以上に疑問で、顔ちぇきほど盛り上がりに欠けるのも事実です。音声認識というのもそこまで新鮮味があるものでもないので、今後どのように展開していくのかという問題があるのではないでしょうか。

携帯ショッピングサービス「顔ちぇき!マーケット」を開始 - ITmedia Mobile

こちらは本家ジェイマジックの顔ちぇき!の新サービス。
コマースというのはちょっと首をかしげる展開ですね。本サービスとの親和性が疑問ですが、顔認識と連動したサービスも今後展開していくようなので、そちらの方に期待でしょうか。
ちなみにCAモバイルは親会社以上に・・・な感じですので、個人的には利用したいと思いませんが。