「技術」と「サービス」

最初に。あんまり自分の中でも意見がまとまってないから、このテーマはしばらく持ち続けます。


4年半前に社会人として、Webの仕事に関わり始めたときから同時にケータイWebという世界にも関わり続けてきた。
で、特にここ2年ちょっとはケータイどっぷりって感じで、今ユーザはなにを求めてるのか、次になにが来るのかとか、そんなことを常に考えつつ、同時にPCWebの世界からなにが持ち込まれてくるのかとか考え続けてるわけです。
とはいえ、その2年の間で、端末性能は常に上昇してるのに対して、ケータイWebの世界はあんまり変化がない。
ぶっちゃけmixi・モバゲーと顔チェキを除いたら、デコメのような端末(というかキャリアのサービス)依存のサイト以外に目新しいモノは来てないんだよね。
まあ公式系コンテンツは考えないとして、それ以外のサービスで一般に広く認知されてる・され初めて来てるのだとプロフや無料ホームページ、携帯小説なんかがある。
それらのサービスはもっと以前から普通にケータイWebの世界では存在していたもので、一度落ちてまた伸びてきてるだけだったりする。携帯小説は今落ちてきてるらしいけど。


ただよく考えてみると、同じスパンだとPCWebの世界だって、SNS・BlogなんかのCGMや動画なんかのリッチコンテンツ以外で結局一般に浸透したサービスってない気がするんだよね。
ネットでコアな部分に触れてるといろいろ流行ってるように見えるけど、最近の例だとTwitterをはじめとしたミニブログなんかも一般には浸透してない。
まあよく言われてるけど、Web2.0でビジネスになってるのって一握りしかないわけで。日本に限った話をしてるけど。
まあ自分も、Web2.0ってのは、エンジニアが自己主張しだしてきただけっていうだけのことだと思ってる。
彼ら技術屋(自分のプログラマだけど、技術屋のつもりはないです)のしてることは、外から見れば自分たちのやりたいことやって、あとからビジネスにならねーかな的なやり方に見える。
まあそれはそれでいいわけだけど、普通にビジネスやってる人間からしたらそんな博打は打てないわけで(博打と思うかはその人の主観だけど)。


なんか話がそれすぎたな。ケータイWebのサービスの話だったか。
ええと、つまりはPCWebの世界で流行ったモノをケータイ用にアレンジして持ち込みたいわけです。ケータイでなにはやるかって推測するの難しいので。
なのに、結局SNSの次がニコニコ動画くらいしか来てなくて困ってるってことなんだけど。
とりあえず今はミニブログというかTwitter的なモノをどうケータイWebに持ち込むかって考えてて、それはなんとなく見えてきてるんだけど。
ただ、SNSとかももう落ちてきてるし、Webの世界もニコニコ動画の先ってしばらく出てこない気がする。
まあいつになっても結局そこにあるのはコミュニティ、ってのはわかってるんだけど。


えーなにが言いたいのか自分でもわからなくなってきた。
最近、小さい組織でやってるってこともあって、よりビジネスよりの考えをするようになってきたからこのへんの考えがごちゃごちゃだから、ちょっとアウトプットしたかっただけなんだけど。
とりあえず言いたいことは、最近思ってるのが「サービスありきの技術」だろ、ってことなんだけど、よくわかんないのでWebビジネスの話の続きを気が向いたらまたします。