今日のケータイニュース2007/11/20

報道発表資料 : 「位置情報を活用したターゲティング情報配信」に関する実証実験を開始 | お知らせ | NTTドコモ

 この実証実験は、NTTドコモが開発した「位置情報を活用した情報配信システム」を利用し、JTBパブリッシングが持つ観光・レジャー・グルメ情報を提供するというもの。実証実験参加者は現在位置に関連した情報や、行動履歴や属性に基づくおすすめスポット情報を随時自動的に受信でき、サービス提供者側は利用者の行動履歴(各利用者がよく訪れた場所、場所ごとの訪問者数、各スポットの平均滞在時間など)の統計情報を利用できる。

今日は一件だけですがちょっと気になったのでコメントを少し多めに。
位置情報と連動した広告、名目上は情報配信サービスの話題。「次ドコ」というサービスだそうですが、iアプリを使って情報を受信するようです。アプリだと待受状態にできるのでケータイを開くだけで情報が確認できますが、待受アプリは電池を食うネガティブイメージがあるのがちょっともったいないかなと思いますが。
待受状態(端末内に保存した状態)で通信が可能な大容量Flashが利用できればそちらの方がいいのではとも思うんですが、現段階ではまだ存在しないですからね。まあiチャネルなんかがあるので通信の方はその気になれば実装されるのではとは思いますが。


また、今回はあくまで情報配信サービスですが、これに乗っかる形で単純な広告配信があってもいいのではないかと思います。位置情報連動広告というと、どうしても情報配信のようなイメージのものが多いんですが、単純に位置情報を利用したコンテンツに付随した広告というのはあまり聞かないですね。
さすがに前例があまりなくて効果もわからない広告に金を払うクライアントというのは少ないですが、どこかが初めて欲しい広告スタイルだとは思います。
ちなみに、ヒントは町中にすでにリアル広告として存在しているものです。それこそ日本中どこにでもあるもので、多くの人が当たり前すぎて浮かんでこないようなものですが。
というわけでそういう広告を持つ代理店というのは存在しますから、幾分アプローチはしやすいかと思います。